顔にできるニキビの仕組み・原因とは？種類や改善方法もあわせて解説
「顔にニキビができて困っている…」「顔にニキビができないようにするにはどうしたらいいの？」とお困りの方も多いのではないでしょうか。ニキビは思春期だけでなく20～30代になってもできるものなので、ニキビができないような身体づくりを行うのが重要です。
今回は、ニキビができる主な原因や代表的な種類、具体的な改善方法などについて解説していきますので、ニキビのことでお困りの方はぜひチェックしてみてください。
顔にニキビができる仕組み
まずは、ニキビができる仕組みについて見ていきましょう。
皮脂の過剰分泌
皮膚の内側で分泌された皮脂は、通常毛穴を通って角層の表面へと出てきます。しかし、糖質や脂質の過剰摂取、気温の上昇などによって皮脂が過剰に分泌されると、皮脂が毛穴に蓄積してニキビの原因となるのです。
毛穴の詰まり
お肌の表面に位置する角層が何らかの原因によって分厚くなると、毛穴が詰まってしまうおそれがあります。毛穴の出口が塞がれると老廃物や皮脂が蓄積し、ニキビができやすくなるのです。角層が分厚くなる原因としては、紫外線によるダメージや皮膚の乾燥、睡眠不足などが挙げられます。
アクネ菌の増殖
アクネ菌とは、ニキビのもととなる常在菌のことです。皮脂の分泌が盛んになり、毛穴が詰まるようになればアクネ菌が繁殖してニキビが発生します。アクネ菌の繁殖を防ぐには、余分な皮脂や汚れを除去して毛穴の詰まりを解消させなければなりません。
顔にニキビができる原因
ニキビができる原因は人によってそれぞれ異なり、さらにいくつかの原因が合わさって発生しているケースも少なくありません。自分の生活を振り返り、どこに原因があるのか探ってみてください。
寝不足
人の身体は、主に眠っている間に成長ホルモンが分泌されるような仕組みになっています。成長ホルモンとは、お肌のターンオーバーに不可欠なホルモンです。つまり、睡眠時間が不足しているとこの成長ホルモンの量が減り、お肌のターンオーバーが乱れて肌の調子が悪くなってしまうのです。
暴飲暴食
暴飲暴食はニキビの原因になります。特に栄養バランスの偏った食事を続けている方は注意が必要で、以下のような食べ物は控えた方が無難です。
- 天ぷらなどの揚げ物
- インスタント食品
- スナック菓子
脂肪分や糖分は皮脂の過剰分泌を招き、毛穴の詰まりを引き起こします。また、ビタミンB群が不足していると皮脂分泌の制御がされず、その結果脂性肌になるおそれもあります。
皮膚の乾燥
ニキビは脂性肌の人にできやすいと思っている方も多いのですが、乾燥肌の人も注意してください。お肌が乾燥している場合、身体は潤いを取り戻そうとして皮脂を過剰に分泌します。これによって毛穴が詰まり、ニキビができてしまうのです。
身体の冷え
身体の冷えによってニキビができることも少なくありません。身体が冷えると血流が停滞し、お肌に栄養や酸素が行き届きにくくなるからです。
また、身体の冷えは寒い冬の季節だけ対策をすれば良いというものではありません。たとえば、夏の季節に冷房の効いた室内に居続けると、次第に身体が冷えていくようになります。夏の時期も温かいハーブティーを飲むなどして、できるだけ身体を冷やさないように注意しましょう。
ホルモンバランスの変化
生理前にできるニキビはホルモンバランスの変化によって生じている可能性が高いです。生理中は男性ホルモンの動きが活発になることも多く、これによって皮脂が過剰に分泌されることも珍しくありません。また、生理前に盛んに分泌される黄体ホルモンには毛穴の周りの皮膚を分厚くする機能があり、このことで毛穴に皮脂が蓄積してしまうことも多くあります。
顔にできるニキビの種類
ニキビと聞くと赤み帯びたニキビをイメージするかもしれませんが、ニキビは主に以下の3種類があります。
- 白ニキビ
- 黒ニキビ
- 赤ニキビ
それぞれ特徴が異なるので、次項で詳しく解説していきます。
白ニキビ
白ニキビは、毛穴に溜まった皮脂が古くなりつつあるニキビの初期段階です。患部は薄い皮膜で覆われており、乳白色や白色のブツブツが出ているように見えるのが特徴です。
黒ニキビ
黒ニキビとは、白ニキビが少し悪化した状態のニキビです。この黒ニキビは、皮脂の蓄積による皮膚のごわつきがある、患部の毛穴が開いているという特徴を持っています。また、黒っぽく見えてしまうのは開いた毛穴が空気に触れて皮脂汚れが酸化してしまうためです。
赤ニキビ
黒ニキビがさらに悪化すると赤ニキビになります。毛穴に溜まった皮脂に雑菌や細菌が繁殖し、炎症して腫れ上がって見えるのが特徴です。
顔にできるニキビを改善・予防する方法
ニキビの改善・予防は一朝一夕でできるものではありません。以下の内容をチェックして、自分にできることを続けていくようにしてください。
栄養バランスの整った食生活を送る
ニキビを防止するためには、栄養バランスの整った食生活を続けることが大切です。糖質が豊富に含まれているお菓子や脂っこいインスタント食品などは控えめにして、お肌の健康をキープするのに不可欠なビタミン類を積極的に取りましょう。
十分な睡眠を取る
睡眠時間が不足していると、お肌のターンオーバーが乱れてニキビが発生しやすくなります。仕事や育児の
関係で難しい方もいるかもしれませんが、可能な限り7～8時間ほどの睡眠を取り、お肌のコンディションを整えるように努めてみてください。
正しい方法でスキンケアをする
ニキビを防ぐためには、正しいやり方でスキンケアをすることが重要です。洗顔時は皮膚を強くこするのではなく、泡でやさしくなでるように洗ってください。また、すすぎ残しがあると汚れが蓄積しやすくなるので、洗顔後はぬるま湯で十分に洗い流しましょう。
そして、洗顔後は時間をかけて保湿ケアを行いましょう。お肌が乾燥するとニキビが発生しやすくなるため、化粧水をしっかりとお肌に染み込ませてください。さらに、化粧水を塗った後は乳液で潤い成分に蓋をするのも忘れないようにしてください。
ストレスを溜め込まない
ストレスが蓄積すると自律神経のバランスが乱れ、お肌の調子が悪くなってニキビができやすくなるので、なるべくストレスを溜め込まないように意識しましょう。読書や映画鑑賞など自分にとってリラックスできる時間を設けたり、ゆっくり休憩したりするのがおすすめです。
まとめ
今回は、顔にニキビができる原因やニキビが発生する仕組み、具体的な改善方法について解説しました。仕事や家事、育児などで忙しくなると、疲労やストレスが溜まってニキビができやすくなります。セルフケアも大切ですが、それだけでは改善できないことも多いので、気になる方は一度プロによる施術を受けてみましょう。
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ニキビは、なるべく早めのケアをおすすめします。そのためには、化粧品の正しい使用も大切です。愛川町だけでなく、厚木や相模原でも評判のサロンとなっておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
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https://jp.rohto.com/learn-more/bodyguide/acnes/adult/
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