リンパマッサージの正しいやり方とは?効果を高めるポイントや注意点もご紹介
サロンなどでリンパマッサージの施術を受けている方も多いでしょう。リンパマッサージは自分で行うこともできますが、正しい手順やポイントを押さえて実践しないと思うような効果が得られないことも多々あります。
そこで今回は、リンパマッサージの正しいやり方や、事前にチェックしてほしい注意点などを紹介していきますので、リンパマッサージに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
リンパマッサージとは
リンパマッサージとは、リンパの流れを整えて老廃物を体外に排出させることを目的に行うマッサージのことです。そのため、基本的には足の付け根や脇の下などにあるリンパ節に向かってマッサージを行います。
リンパマッサージを行うと、身体の中に溜まった老廃物が排出されるため、肩こりの解消や疲労回復などの効果に期待できます。さらに、むくみの解消やダイエット効果、美肌効果なども期待でき、女性の方はもちろん男性の方がリンパマッサージをしているケースも珍しくありません。
リンパマッサージのやり方
セルフでリンパマッサージを行う場合、「肩・鎖骨 → 顔 → 脇・腕 → お腹・鼠径部 →足」の順番を意識しましょう。ここからは、リンパマッサージのやり方について部位ごとに解説していきます。
①肩・鎖骨
肩と鎖骨のリンパマッサージは以下の流れで行います。
- 鎖骨の上部分をさする
- 首から肩に向けて流す
- 肩から鎖骨に向けて流す
- 1~3を10回ほど行う(2日に1回なら20回)
鎖骨のリンパ節はリンパの出口となっており、老廃物を排出するために重要な部分です。全身にリンパをしっかり流すために、鎖骨の上部分にあるリンパ節を最初にしっかりほぐしておきましょう。
※皮膚が赤くなる場合、摩擦力の強さが原因です。赤くならない程度の力で行うのが、リンパを流すためのポイントです。
②顔
顔のリンパマッサージは以下の手順で行いましょう。
- 口の下から顎に向けて流す
- 顎の先端から耳へ向けて流す
- 目頭→頬骨→耳の下の順に流す
- 目頭→まぶたの上部分→目尻→耳の前の順に流す
- 耳の前から首を通り、鎖骨に向けて流す
- 1~5を10回ほど繰り返す (2日に1回なら20回)
※皮膚が赤くなる場合、摩擦力の強さが原因です。赤くならない程度の力で行うのが、リンパを流すためのポイントです。
顔のお肌はデリケートなので、力を入れすぎないように注意しましょう。
③脇・腕
続いて、脇と腕のリンパマッサージを行います。
- 脇の下を手のひらで押さえ、やさしくマッサージする
- 腕を上げ、手首から肘、脇の下にかけて流す
- 1~2を10回行い、反対の腕・脇も同じように行う
リンパ節が脇の下にあるため、集中的にマッサージしましょう。また、二の腕のたるみの解消にも効果的です。
④お腹・鼠径部
お腹と鼠径部のリンパマッサージは、以下の流れに沿って行いましょう。
- おへその周りを「の」の字を書くようになでる
- おへその下から足の付け根に向けて流す
- 脇腹から足の付け根に向けて流す
- 両手で鼠径部にあるリンパ節を指圧する
- 1~4を10回ほど繰り返す
リンパの流れだけでなく、腸の働きも改善するため便秘などの症状に悩む方にもおすすめです。
⑤足
最後に、足のリンパマッサージを行います。
- つま先から足首にかけて流す
- 足首から膝の裏にかけて流す
- 膝の表から膝の裏へ流す
- 膝の裏を軽くマッサージする
- 膝から太ももの裏側、そして足の付け根まで流すように揉んでいく
- 鼠径部を軽く指圧する
- 1~6を10回ほど繰り返す
膝の裏にもリンパ節があるため、足のむくみを改善させるためにもしっかりマッサージしてください。
リンパマッサージを行う際の3つのポイント
ここからは、リンパマッサージの効果を高めるポイントをご紹介します。どれも大事なポイントなので、きちんと押さえておくようにしてください。
オイルやクリームを塗ってから行う
まずは施術をする部位にオイルやクリームを塗りましょう。これらを塗らずにマッサージを行うと、摩擦によってお肌が傷む原因となります。オイルやクリームでお肌を保護することで、滑りが良くなってマッサージがしやすくなります。
また、自分の好きな香りのオイルやクリームを使用すれば、マッサージ効果にプラスしてリラックス効果も得られるでしょう。フローラルシトラスや金木犀などさまざまな香りを楽しめるオイルやクリームが販売されているので、購入するときはオイルやクリームの香りにも注目してみてください。
リンパの流れに沿って流す
リンパマッサージをする際には、リンパの流れに沿って流すよう意識しましょう。逆方向に流すと、リンパの流れが良くなるどころかかえって悪くなってしまうおそれがあります。
基本的には、リンパの流れに沿って末端部分からリンパ節にかけてマッサージを進めてください。たとえば、顔なら顔の中心から耳の後ろ、そして鎖骨に向かって流していくといった具合です。
なお、マッサージの最初にリンパ節をほぐしておくことで、リンパの詰まりを改善しやすいです。そのため、身体のどこにリンパ節が位置しているのかを事前にしっかり把握しておきましょう。
入浴中やお風呂上がりに行う
リンパマッサージは、入浴中またはお風呂上がりのタイミングで行うのがおすすめです。身体が温かくなっているとリンパが流れやすく、より高いマッサージ効果が期待できます。
リンパマッサージを行う際の注意点
正しい手順でマッサージを行っていても、やり方によってはかえって逆効果になってしまう場合もあるので、以下で解説する3つの注意点を押さえておくようにしてください。
強い力で押さない
リンパマッサージでは、強く押さない・揉まないことが大切です。強い力でマッサージをすると、皮膚にダメージを与えるだけでなくリンパ管が圧迫されて流れが悪くなってしまう可能性があります。
食後は避ける
食後は胃腸に血液が集まるため、食事の直後にリンパマッサージをするのはおすすめできません。このタイミングでマッサージをしても、血液が循環しにくいため十分な効果を得られない可能性があります。
また飲酒後にリンパマッサージを行うと、体内にアルコールが回りやすくなり悪酔いの原因になります。吐き気や動機などの症状が出てくるかもしれないので、体調を崩さないためにもお酒を飲んだ後のリンパマッサージは避けましょう。
体調が優れないときは控える
リンパマッサージは毎日続けることが重要ですが、体調が悪いときにはおすすめできません。下手に刺激を与えると身体がそれに反応し、頭痛や倦怠感などの症状が悪化するおそれがあります。
また、皮膚に炎症が起こっているときもリンパマッサージは控えましょう。お肌の摩擦によって皮膚にダメージを与えてしまう可能性があります。
効率的にリンパを流すなら、プロによる施術がおすすめ
効率的にリンパの流れを良くしたい方は、セルフケアだけでなくプロによる施術を受けるのがおすすめです。プロのリンパマッサージを受けることで、セルフマッサージだけではカバーできない部分もしっかりと揉みほぐしてもらえます。
ただし、リンパマッサージの効果は施術者のスキルで大きく変わります。サロンの口コミやホームページなどをチェックし、実績と知識を備えたスタッフが所属しているところを選びましょう。
まとめ
今回は、リンパマッサージの正しいやり方や施術の前にチェックしてほしい注意点などをご紹介しました。正しい手順と注意すべきポイントを守り、毎日施術を続けていくのがリンパマッサージでは重要です。もし施術をしていく中で「自分のやり方は正しいのかな?」と不安に感じた方は、一度信頼できるエステティシャンに相談してみてはいかがでしょうか。
愛川町にある「おうちサロンfresh」では、リンパの流れの改善につながるアロマリンパトリートメントを提供しております。当店のアロマリンパトリートメントでは、周りの筋肉の緊張と筋をしっかりとほぐしてから流すことを心がけております。
50種類以上のアロマ(精油)の中からブレンドして作った独自のアロマオイルを使って施術を行っておりますが、アロマを使ってトリートメントを行うことで、マッサージ効果に加えて高いリラクゼーション効果も得られるため、「仕事や家事で溜まった疲労が取れる」などうれしいお声をいただくことも少なくありません。愛川町・厚木・相模原のエリアでも評判のサロンとなっておりますので、興味をお持ちの方はぜひ一度ご連絡ください。
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